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セックスを拒否する側も拒否される側も傷ついている?
先日ガイドが出演したNHKの「あさイチ」のセックスレス特集に対して、いまだにたくさんの反響をいただいています。「よくぞ取り上げてくれた」という声から「朝から食卓が凍った」という声まで……。いずれにしても、まだまだ性の話題が夫婦の間でタブー視されている場合も多く、妻、夫のどちらも自分や相手の性欲に関して、正しい伝え方・受け止め方ができていないということを改めて感じました。
夫婦両方が淡白であるセックスレスカップルの場合はいいのですが、どちらかセックスを誘い、相手がそれを断ることによってセックスレスになっている場合は、夫婦間に微妙な不協和音が生まれます。誘った方、断った方のそれぞれが、自分を正当化したり、相手を責めたり、逆に自分を責めたり、といった心理になることが、最後には結婚生活そのものを揺るがすことにもなりかねません。セックスを拒否する側、あるいは拒否される側はどんな心理なのか。また、それを知った上で、夫婦関係にひびを入れない断り方、断られ方についても考えてみましょう。
セックスを拒否する側の理由は様々です。「疲れている」「めんどくさい」「性欲がわかない」「異性として見ることができない」「(住宅事情等で)落ち着いてできない」などなど……。そして多くの場合、誘いを断ったことに罪悪感を持っています。
特に男性で、断る本当の理由がEDなど男性機能に起因している場合、妻に対して申し訳ないという感情、また自信喪失から自己嫌悪に陥る場合があります。しかし、誰しも傷つきたくはないですから、誘った方への非難・中傷・侮蔑等で、相手を攻撃することにより、自分自身を守ろうとします。妻からの誘いを拒否するだんな様がよく口にする、「淫乱のhttp://www.wellkanpou.com/product-69.html」「お前は(暇だから)そんなことばっかり考えてるのか?」「排卵日じゃないからやる必要ないよ」といった妻を攻撃する言葉は、自らが傷つくことを避けようとする心理が働いていると考えてよいでしょう。
一方、女性側は男性と比べると、誘いを拒否したことにあまり罪悪感を持たない傾向も見られます。「セックスは、男性が誘ってリードするのが当たり前」「男性は常にセックスをしたがっているもの」「ナンパといっしょで、女性側に断る権利がある」と思いこんでいる妻の皆様もいます。しかし、断られて傷つくのは男性も同じ。夫の拒否でセックスレスが続いているご夫婦の過去を探ってみたら、そもそもの原因は奥様の拒否でだんな様のプライドが傷ついたからだった、という例はよくあるのです。
次ページでは、セックスを拒否される側の心理にフォーカスします